③勉強時間と合格率からみる社会保険労務士試験の難易度
【合格率は10%前後の狭き門。効率良く勉強できるかが重要!】
社会保険労務士試験合格に必要な勉強時間は約800時間。不動産鑑定士より少なくて、行政書士より多いのですが、この数字だけでは社会保険労務士の難易度は計れません。難易度を測定するには、やはり合格率も見ておかなければなりませんね。そこで、ここでは勉強時間と合格率から、社会保険労務士の難易度を検証してみましょう。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 平成22年度 | 55,445人 | 4,790人 | 8.6% |
| 平成21年度 | 52,983人 | 4,019人 | 13.1% |
| 平成20年度 | 47,568人 | 3,574人 | 7.6% |
| 平成19年度 | 45,221人 | 4,801人 | 10.6% |
| 平成18年度 | 46,016人 | 3,925人 | 8.5% |
| 平成17年度 | 48,120人 | 4,286人 | 8.9% |
| 平成16年度 | 51,493人 | 4,850人 | 9.4% |
| 平成15年度 | 51,689人 | 4,770人 | 9.2% |
| 平成14年度 | 46,713人 | 4,337人 | 9.2% |
| 平成13年度 | 43,301人 | 3,774人 | 8.7% |
過去10年で10%を超えたのは、たった2回だけです。資格試験において、合格率10%前後というのは、いわゆる“狭き門”といわれる中に入りますね。ただし、合格率が激しく変動するようなことはありませんので、極端に受験者を合格させない、というような試験ではありませんので、ご安心を。
社会保険労務士試験の難易度を上げている要因としては、下記の3つがあげられます。
①試験範囲がとにかく広い。
試験範囲は、保険から、年金、労働法、一般知識までとにかく広いのが特徴。このように試験範囲が広い試験は、出題傾向を把握し、ポイントを押さえて勉強することが合格への第一歩です。
②足切り制度がある。
合格基準点は毎年異なります。社会保険労務士試験には、科目ごとに最低得点が設けられているため、1科目でも最低得点に満たないと不合格になってしまいます。ですので、苦手科目をなくして、バランスよく学習しなければならないのです。
③頻繁に法改正が行われる。
試験の科目となる法律は、頻繁に法改正が行われますので、常に最新の情報を入手しなければなりませんし、それがどのように試験問題になるのかまで、予想して勉強しなければなりません。
勉強時間800時間としても、試験範囲すべてを学習して記憶することはまず不可能ですので、効率良く勉強しなければ、合格することはできません。足切り制度を考慮し、70%~80%の得点を目標とした勉強法が合格への近道となるでしょう。
>>勉強時間がない!勉強が苦手!
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