男子世界選手権ディビジョン1 ④

2007年04月22日 14:07:09 by coach.
カテゴリー: コーチ

終わってみれば3位で昨年と同じ成績だが、チーム全体は負けたような重たい空気に包まれていた。何人かの中心選手たちがいなかったり、怪我をした選手などがいて万全とはいえないが、限りなくベストに近いチーム構成で望んだのにもかかわらず、結果が伴わず残念な気持ちでいっぱいだ。

昨年の反省を踏まえ、今シーズンは良い準備をしてきたが、最後の大切なときに十分力を発揮することが出来なかった。世界ランク上位のチームにチャレンジすることは大変だが面白い。勝たなければいけない相手に確実に勝つためにはチームの成熟度が、まだ十分ではないのかもしれない。

良くも悪くもキャプテン鈴木選手がリーダーシップを取りチームを引っ張るが、他のリーダーが出てきても良いのではないか?と感じながら見ている。しかし、なかなか責任を持って行動し、プレーする強い選手が出てこない。スタッフが見逃しているだけかもしれないし、期待しすぎなのかもしれない。リーダーシップは教えるものなのか?悩むところでも在る。

チームが海外で戦うには、国内とは違い、ホッケー以外のストレスに強くなければならない。その点も日本の選手たちは向上しているが、まだ十分ではない。生活環境、言葉(語学)、食事など海外の生活を楽しめるよな選手育成の必要を感じている。特に語学の面では自信が必要で、選手達の英語の理解力は高く、コミュニケーションをとろうとする意思があれば問題なく話をすることが出来る。失敗を恐れる日本人のメンタリティーが消極的にさせているように思う。

短期的には強化プランの変更は必要ないが、長期的には取り組む課題がある。U18でチェコが降格するショッキングな結果を見てもジュニア期の育成を真剣に見直さなければならない。2014年、2018年に向けバージョンアップした選手を輩出するために必要な教育をする機会が必要となる。同じ間違いは繰り返さない。


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