冬季アジア大会@長春

2007年02月01日 08:59:54 by coach.
カテゴリー: コーチ

男子、女子ともしびれる試合でした。

男子は韓国戦で、格下という気持ちもあった。3日間試合が無く、練習時間も30分しかなく、十分調整か出来ていない状態とはいえ、試合内容はほめられるものではなかった。攻撃の支配率は圧倒しているが、ラストシュート、ラストパスの精度が低く、練習不足が響いているのか?GK春名の落ち着いたプレーで失点をしなかったのが、せめてもの救いか?チームは生もの。いつも新鮮で、良い状態を保つのは難しい。

女子は、地元、中国。男子アイスホッケーは期待できないが、女子は優勝のチャンスがあり、関係者は力が入っている。国、州のえらいお役人が多数観戦し、会場は満員の状態で、完全なアウエーの環境の中、勝利出来たのは成長したと考えてよいのか?前日の練習が、あまりにもひどく、心配したが、、、、

今日は男子のカザフスタン戦。相手は世界ランク11位。ん~とうなるようなプレーが多く、昨日の試合の出来を考えると厳しい試合になりそうだ。女子のチームも応援に駆けつける予定で、Team Hockeyみんなで戦います!!!

坂井


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冬季アジア大会@長春

2007年01月31日 15:06:52 by coach.
カテゴリー: コーチ

アイスホッケーは、今日からが本当の意味での勝負の試合が始まる。男子は韓国。女子は中国。男子は、明日のカザフスタン戦が最大のチャレンジで優勝を決める戦いとなる。女子は、今日の中国戦が大きなポイントで、ホームの中国と、どう戦い、勝利するか?考えることが多い。

こちらの大会運営は、通常の世界選手権とは違い、戸惑うことが多い。大きな大会では、国や県の役人が運営にかかわり、現場のことを解らず進めるため、トラブルが起きやすい。ちなみに、ユニフォームの洗濯有料、試合時のエキストラタオルの貸し出しなし、洗濯物は一定量以上(下着上下)出すと有料、靴下は8元チャージされていた。シャワールームは2箇所しかなく、共同で使う。ドレッシングルームも2箇所しかなく、あとのチームは特設の壁で囲った控え室。

日本は前回の優勝チームでもあり、ラッキーのも通常に控え室を使用している。しかし、そこにはベンチが十分無く、立って着替えなければならない選手もいる。パイプイスを頼んだが、そんなものは存在しなく、あえなく却下。

参加チームもバラエティー?があり、あまり、なじみの無い国が多い。クエート、マカオ、マレーシア、タイ、ets こちらに来て始めて練習した国もあり、レベルの差が大きい。今後、冬季アジア大会でアイスホッケーが盛んになるように助け合いが必要で、多くの国でアイスホッケーがプレーされる環境を目指すべきだと感じている。

長春の街は大学が多く、ボランティアの通訳はほとんどが学生が勤めている。日本の大学生と違い、化粧をしている女子は、ほとんどいない。英語だけではなく、日本語を勉強している生徒も多く、積極的に話しかけてくる。(歴史を考えると日本語勉強が盛んなのは当然か?)生徒の多くは日本語を勉強し、大連の日本企業へ就職することが目標と話していた。

到着時は、長春は雪も無く、寒さも例年よりは厳しく無いようだった。4日目に雪が降り町中凍りつき、道もアイスバーンと化した。タクシー、バスのタイヤは特にスタットレスなどは無く、夏タイヤのまま運転している。そのためか、アジア大会のためか、凍りついた道を多くの人々がスコップと竹箒で除雪している。この数が尋常でない。何百人?千人以上?中心街は通行止めにして、夜中から朝まで除雪作業をしている。除雪車の姿は、ほとんど見ない。恐ろしい中国の人民パワーを感じた。

こちらでのアジア大会のはオリンピック並み?の扱いで、町中に看板があり、大会の旗が飾り付けられている。メインストリートには鮮やかなイルミネーションが点灯しており、雪の夜をきれいに照らしている。しかし、女子の試合会場の控え室周りは、ものすごく暗い蛍光灯しか無く、EQの加賀君が暗くてシャープが出来ないと言うほど不便を感じる。外の明るさと、室内の暗さのバランスが???

大会を勝ち向くには、その国の文化を理解し、その中で力を出さなければならず簡単ではない。国や地域が変われば考え方も違い、戸惑いもするし、楽しくも在る。国際人を作ることがアイスホッケー競技の目標の一つと感じている。

坂井


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冬季アジア大会@長春/中国

2007年01月28日 20:22:31 by coach.
カテゴリー: コーチ

初戦は北朝鮮。しばらく、対戦が無く、今の選手たちは、試合をしたことが無い。われわれの年代は、大乱闘をした印象が強く、試合前は、勝ち負けより、選手の怪我が心配で選手以上にナーバスになった。

内容では圧倒しているが得点が出来ないのと、対戦相手がどんなチームで、どんな戦いをするかを手探りで1ピリを終えた。2ピリに入り得点し始めると、また、乱闘の心配をしたが、北朝鮮は最後までプレーに集中し、フェアプレーで戦ってくれた。勝敗よりもうれしいことだった。

これで決勝リーグ進出が決まり、韓国、カザフスタン、中国の対戦が予想される。韓国、中国とはALで対戦しているので心配ないが、カザフスタンは、4年前青森での敗戦が悔しかったらしく、ベストに近い代表チームで参加している。日本としても世界選手権ディビジョン1に向け、良いチャレンジの場となった。

女子も初戦の北朝鮮を3-2で辛くも逃げ切り、良いスタートとはいえないが、内容は十分、優勝のチャンスを感じた。

冬季アジア大会のアイスホッケーは、男子も女子も金メダルで終わるために協力しながら努力しています。

お楽しみに。

坂井 寿如


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福藤NHL

2007年01月15日 08:39:10 by coach.
カテゴリー: コーチ

ついに福藤もNHLデビュー!!

日本では、あまり大きく取り上げられていないが、カナダ、EUでは大きなインパクトのあることで、日本アイスホッケーが世界的に認められる大きなステップとなる。

福藤は、目的意識が強く、コクド(現西武)に入部後もNHLを目指し一人練習に取り組み、チームもサポートした。本人はわからないが、まわりの人間は半信半疑で協力していたと思う。私自身も、こんな日が来るとは想像できなかった。

プロの世界は実力主義と思われがちだが、実は、運が大きく成功には作用している。いつチャンスが来るかわからず、準備をしておかなければならないが、チャンスが来ない可能性のほうが大きい。特にドラフト200番台の福藤は、初の日本人選手というだけで、チャンスをもらえる機会は少ない。今回も怪我の補充でNHLに上がり、LA自体も今シーズン低迷しておりラッキーが重なったといえる。しかし、やはり、成功する選手はチャンスをものにするもので、福藤も評価に値するプレーをしたようだ。1万人が入るアウェーリンクで戦うのは想像を上回るプレッシャーがかかる。その中で結果を出して、次のステップに進むのはすばらしい! 

日本人の選手もチャレンジすれば成功を手にすることが出来ることを彼が教えてくれた。日本は島国で国際的に生きることには慣れていないが、これからは国際人としてのアイスホッケー選手を育てなければならない。リスクのないところに成功は生まれない。チャレンジする道筋を作り、次の福藤を誕生させなければならない。

坂井 


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チャレンジカップvsフランス@新横浜

2006年12月19日 10:18:21 by coach.
カテゴリー: コーチ

前日、長野カップ、デンマークの最終戦を戦い、同点で終わり、PSで破れた。前の2試合に比べ、モチベーションの心配をしたが、3試合とも、よく走り、1on1も戦うことが出来た。3試合通して安定した戦いが出来たことは評価できる。

王子、クレインズの選手がスケジュールの関係で帰り、その代わり大学生を加え、西武と学生でチームを構成し、フランスと戦った。心配した立ち上がりだったが、予想以上のまとまりと、システムの理解で無難なスタートとなる。フランスはフィジカルなプレーが目立ち、明らかに日本のスピードを警戒していた。西武の選手たちは6日間で5試合目、疲労も心配したが、まったく問題なく、試合毎にプレーの質が向上しているように感じた。

この試合でも、鈴木キャプテンのリーダーシップ、サポートする周りの選手たちとエネルギーの在る若い選手がかみ合い、チームとして高いパフォーマンスを維持した。特に、DFは宮内、伊藤、大沢、キャラーが抜け、どの程度安定した守りが出来るか心配したが、フィジカルの強さ、スケート力、高い集中力で違和感のないパフォーマンスだった。結果的には2-2の同点だったが、十分勝利を期待できる内容だった。

GKの春名は、「ベテランとして若い選手の集中力を維持するため得点差がつかないように注意した」と試合後コメントした。これは、今までの感覚とは違い代表チームで後輩たちの成長にベテランが責任を感じているのは大きな変化といえる。急遽、参加した、田中遼選手は、大学1年生19歳。どんなパフォーマンスをするかと思っていたが、何度も得点チャンスを作り、U18でプレーして以来の代表だが、はつらつプレーしていた。

最近、代表チームの成長は目覚しいものがあり、チームを作るたびに向上していく手ごたえを感じる。今回の成功は、11月に参加したドイツカップが大きな助けになっており、ハイレベルのチームとの試合が選手に自信と勇気を与え、今回のパフォーマンスにつながっている。代表は、チームとして機能することを第一に考え選考を進めているが、参加する選手たちの頑張りは、感謝と共に驚きを感じている。今回参加した、杉沢、山中コーチは、私も一緒に代表でプレーした仲間だが、チームの変わりように驚き、興奮、緊張しながら大会を終了することが出来た。

今までは、良い試合で、最後まで勝敗を競い、負けても満足していたが、もう、結果を出さなければチーム全体が満足できなくなってきた。世界選手権でのパフォーマンスが大きなチャレンジとなる。

坂井 寿如


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